[(土地活用)アパートマンション経営]

安定したアパート・マンション賃貸経営には良いパートナーが必要

利用者も増え賃貸の運営が軌道にのると、安定した「家賃収入」が入ってきます。しっかりと経営ができていれば、毎月安定的な収入が得られる収入は不動産投資以外にはほとんどありません。

現代では、インターネットシステムの発達、賃貸経営サポートの専門会社の登場により、大家さん自らが入居募集をしたり物件管理することが難しくなってきました。しかし、問題の解決や入退去をスムーズに行えることは、専業にしている大家さんでなければ難しいです。

例として、会社の社長が総務、経理、営業全ての業務をやることは基本的にありません。社長は業務全体を把握し、部下を各々の部署に分け、良いチームとして仕事をまとめることでレベルの高いビジネスができます。
大家さんも同じことが当てはまり、全てのことを自分のみでやろうとする限り、全てのことがしっかりできなくなります。しかし、全体を把握しそ賃貸経営に長けた専門家である不動産業者とチームを作れば、高いサービスを提供することができます。さらに、不動産を次々に買い増やしていっても、安定した稼働率維持を目指せれるようになります。

賃貸経営をするには、基本的には入居募集・管理業務などをご自身の代わりになって動いてくれる不動産業者なしでは成立しません。良い不動産業者とパートナーとなり、良いチームを作ることが経営の安定には不可欠です。

現在、不動産業者(宅地建物取引業の中免許を持つ事業者)は約12万社以上も存在しますが、そのすべての業者が管理業務・入居募集などができるというわけではありません。さらに、すべての不動産業者が希望どおりに働いてくれるとは限りません。したがって、多くの不動産業者の中から賃貸経営の最良のパートナーとなる業者を見つける必要があります。
不動産業者の分類と役割をしっかり理解しておけば、あなたは納得のいくアパート・マンション満室経営を実現するチームをつくることができるはずです。

空室対策は永遠に続くもの

空室対策は経営を続けている限り永遠に続きます。
数ヶ月空室になっていた部屋にやっと入居者が決まったとなったら、また別の部屋が退去になり空室になる。空室になった部屋は、掃除・必要ならリフォームをし、不動産業者へ入居募集のお願いをする。そして、しばらく待ってようやく次の入居申し込みがくる。しかし、また他の入居者が退去してしまうのサイクル。。。

良い物件であっても賃貸経営は基本的にこの繰り返しです。満室になったからといって安心して何もしないと、空室が出た場合すぐに次の入居者を見つけることは難しいです。
不動産投資で億単位の資産を稼げば、今でも毎月自然にキャッシュフローが入って来ると思っている人は少ないと思いますが、自分のために資産を有効に働かせ続けるなら、その資産(木)に水を与え続けなければありません。

例として考えると、設備においては、新築当時豊かだった設備が数十年先にはさらに改良されたものになる可能性があり、そのままでは競争力の弱いものになってしまいます。実際に「ガスコンロ → IHクッキング」「普通便座 → ウォシュレッド」「普通のカギ → ディンプルキー」「ドアホン → モニターTVつきドアホン」など、時代の流れとともに進化しています。

もし、経営するアパートやマンションの近くに似た賃貸物件ができた場合、その物件と同じ家賃を得たい場合最低限、その新築物件に負けないような設備、仕様にしなければ獲得できるはずの入居者を逃してしまうことになります。
家賃は、経営者が提供した賃貸物件の価値に相応する対価です。入居者が決まらないので家賃を下げなければいけないというのは、その物件は入居者に見合った価値を提供していないということになります。
もし、今の家賃を下げずに維持しながら満室経営を続けたい場合、その家賃設定に見合うレベルの物件に進化させ続けなければいけません。賃貸経営するにもそういった点でも常にアンテナを張って空室対策を気にかけておくべきです。