[(土地活用)駐車場経営]
不動産を利用した利益。不動産投資の一つ
コインパーキング事業は不動産投資の一種だと考えられます。不動産投資は基本的に、賃貸マンションを取得後、諸経費を支払ったり家賃を受け取って利益を得ることだと思います。テナントのビルなら駐車場においても同じです。
しかし、賃貸マンション経営は、不動産管理会社に費用を支払ってそれら管理対応を任せる方法も考えられますが、人が住むと様々なトラブル(要望・クレームなど)があり対応もや変なケースがあります。そして、大規模修繕が必要になります。
マンション経営にし対してコインパーキング事業は、コインパークの設備を設置し時間制限で利用料を決めて受け取り、諸経費を支払って利益を得ます。これも24時間対応が必要なので管理会社委託料を支払いますが、表面利回り約71%・実質利回り27%です。
さらに、賃貸マンション経営に比べて少額資金で、個人でも始めることができます。始めればあとは設置された機械が稼いでくれます。
数百万円あるから投資したいと検討している人にも適する事業といえます。マンション・アパートを投資する目的で購入する人がいますが、それのコインパークバージョンだと置き換えることができます。
コインパーキング事業が、不動産知識がなくてもやりやすいのも魅力です。
時間貸しでのパーキング事業
駐車場を借りるというと数年前までは基本的に「月極」でした。月極とは、1カ月間で駐車場の決められた場所を貸すというスタイルです。この月極駐車場は、土地所有者にとっては固定資産税がやや高めですが、手間がほぼなく、売却など気軽に変更・転用ができる土地活用です。
しかし最近は、人口減少や特に車に乗る若者が減少してきたので駐車場の空きが増えてきています。その一方、警察による駐車違反の取締は厳しくなっているので、コインパーキング事業の元手があります。つまり、一時利用需要と駐車場空きスペースを合わせた事業です。
24時間365日、機械が仕事をしてくれる
コインパーキング事業の魅力はなんといっても、設備が整っていれば機械が自動で仕事をして24時間手間がないことです。このような事業はなかなか他で見ることはないでしょう。
他の事業は自分が動かなければほとんど機能しません。例えば販売系なら仕入れ・販売・接客といった人を使った動きが必要とされます。そして人を雇うと当然人件費もかかり毎月支払うことになります。さらに対人なので気持ちの問題などでトラブルも起こりやすく苦労します。
また身近なものに株式投資がありますが、相手の証券会社はこの銘柄はリスクヘッジしましょうかとか値上がりしますなど様々なことを言葉巧みに営業してきますが、結局はやられてしまう可能性が高いです。
これらのことから、1カ所のコインパークをつくるのに約300万円からはじめられて、機械で自動的に稼いでくれるコインパーキング経営事業は大変魅力的です。
コインパーク事業の魅力/まとめ
①開始しやすさ
●会社規模でなくても、個人でも経営できる。
●賃貸マンション・アパートの経営と比較すると少額で開始できる。
●不動産に関する知識がほぼなくてもできる。
②一時利用需要と駐車場の空きをマッチングさせた事業。
③機械が自動的に仕事をしてくれるので管理に煩わされることがない。