[(土地活用)駐車場経営]
コインパーキング経営の大きな流れを下記のフローズ図で把握しておきましょう。

フロー図/事業全体の流れ

  1. 事業用地の確保(賃貸契約をする)
  2. 設備の設置(工事・機械など)
  3. 利用者待ち
  4. 利用料の集金
  5. 駐車場賃料・保守料・電気料金の支払い

事業開始について

許認可は必要ない

事業開始にあたって、特別な許容認可が必要なのでは?と思う方も多いと思うますが、駐車場やコインパーキングの経営では必要ないのでいつでも開始できます。
しかし税務署への事業開始届は必須なので忘れずに申請しましょう。

初期投資はどれくらい?

例えば1駐車場に5台設置するとなると約250〜300万円が最初の投資資金として必要になります。

看板・機械などは償却で5〜6年使用すれば帳簿上の資産価値はほぼありません。その法定耐用年数は5年、看板は3年・一次電源の引込は15年です。よって建物・土地のような資産形成は不可能です。
しかし、看板・機械などの設備は定期的にメンテナンスをしっかり行っておけば10年程度は利用できます。では駐車場にはどのような機械が必要でしょうか?

駐車場に必要な設備

精算機

1台/約70〜80万円程

フラップ板(ロック板)

5台分/約100万円程

電源の引込費用

ポールを含んだ一次電源という電源を引き込むもの/約15万円程

料金看板

「(例)30分100円」などと表示してある看板です。約15万円程。表裏両面にするか片面のみにするかで値段は変わってきます。

満空灯

「空き・満車」を表示する看板/約15万円程。

車止めブロック、U字のバリカー

約10万円程

上記費用の合計は約250万円です。これに敷金や仲介料といった他にかかる費用を計上すると、1駐車場あたりの総初期投資は約300万円になります。

機械設備の設置は早めにできる

機械設備は約1週間で設置できます。土地の所有者にOKをもらったら車を移動してもらいましょう。そして、入口左側5台、といったように場所を空けてもらい機械の設置に取りかかります。1週間ほどで完成します。